下半身ダイエットとウォーキング
ダイエットに取り組む人の何割かは、下半身を引き締めて見栄えのするスタイルになりたいと考えているようです。
下半身が細くなると、脚も長く見え、スタイルが良く見えるようになります。
下半身ダイエットに有効なのは、やはり運動です。
運動の中でも、とくに下半身ダイエットに効果があるのがウォーキングです。
ウォーキングは有酸素運動なので、脂肪を効果的に燃焼させることができます。
下半身のダイエットは、脂肪をいかにして消費していくかがポイントです。
下半身ダイエットのために、ウォーキングするのであれば、ただ歩いているだけではあまり効果がありません。
体内の脂肪を燃やすために、ウォーキングのやり方を一度見直しましょう。
下半身の脂肪を燃やせるウォーキングをするには、まず、腕をしっかり振って歩くことです。
しっかりと腕を振って歩くことによって、体のさまざまな部分の筋肉を使うことになるので筋肉に負荷がかかります。
様々な筋肉を使うと、それだけたくさんのエネルギーを消費することになります。
腕を振ってウォーキングをすると、効果的に脂肪を燃焼することが可能となるのです。
引き締まった下半身になりたくてウォーキングダイエットをスタートしたのであれば、ウォーキングそれなりに時間を割きましょう。
なるべく長い時間ウォーキングすることを心がけることが、大切です。
下半身をダイエットで引き締めようという場合は、毎日20分ずつは歩く習慣をつけるようにしていきましょう。
下半身ダイエットと骨盤のゆがみ
下半身の骨格にゆがみやずれがあると太りやすくなるため、ゆがみを正しい状態にするというダイエットがあります。
骨盤のゆがみは、内臓に悪影響を及ぼすだけではなく、むくみやすくなってやせにくい肥満体質になる原因になります。
すっきりとした下半身を手に入れるためには、運動不足の解消と、骨盤のゆがみを矯正することが大切です。
骨盤にずれがあるかどうかをチェックする、手軽なやり方があります。
目をつぶった状態で、足踏みを50回してみてください。足をなるべく高く上げて、両手を大きく振りながら行いましょう。
足踏みをする前と、後とで、足の向きが違っているのであれば、骨盤が何らかの形でずれている可能性があるようです。
骨盤のずれを正し、下半身の状態を改善することが、下半身ダイエットのコツになります。
骨盤の歪みを矯正する、家庭でできるストレッチがあります。
四股立ちという、エクササイズです。
立って、両ひざを真横に開いて腰を落とし、両手は膝の上においてひじを伸ばします。
下半身が安定したら、一方の肩を斜め前にゆっくりと入れていきます。
足がぐらぐらするなら、股関節の筋肉が衰えています。
この状態で、肩を斜め前へと入れていきます。
前かがみになってしまうのであれば、歪みやすい体であるといえます。
ダイエットで引き締まった下半身になりたいという人は、四股立ちや、その他様々なエクササイズを活用するといいでしょう。
下半身ダイエットに良い食事
普段の食生活を見直し、ダイエットに向いた食事にすることは、下半身のダイエットでもポイントになります。
下半身ダイエットをしたい人は、どんな食事をしたら良いのでしょうか。
下半身が太くなる原因のひとつに、むくみがあります。
塩分に含まれるナトリウムには、体内の水分をため込むような働きがあります。
そのため、塩分のとりすぎはむくみの原因になりますので、下半身ダイエットをしているならば控えたいものです。
下半身太りの原因であるセルライトにも、塩分は良くないので、下半身ダイエットをしたい場合には、塩分控えめの食事をしたほうが良いでしょう。
フルーツや、野菜類の中には、ナトリウムの過剰状態を解消する作用があります。
ナトリウムが体内に蓄積されないようにするには、カリウムの豊富な食事を意識して摂取することです。
カリウムの多い野菜類や、フルーツ類を補給することによって、ナトリウムを排出し、下半身ダイエットの効果を高めることが可能です。
そして、体の代謝には、酵素も深く関係しています。
酵素の働きを促進するビタミンやミネラルが、不足すると脂肪が燃焼しにくくなったり、血液やリンパの流れも悪化します。
緑黄色野菜にはビタミンが、海藻類にはミネラルがたくさん含まれています。
下半身ダイエットを目指す人は、食事では海藻や緑黄色野菜を多めにしたメニューにしてみると効果があるといいます。
良質のたんぱく質を摂ることで、下半身太りを防ぐことができますし、お菓子や脂肪などを摂りすぎないように心がけることも重要です。
引き締まった下半身のために、ダイエットを意識した食生活に切り替えてみてください。